This body, This breath, This moment.

ヨガを始めたばかりの頃


1mmの変化がどれだけ素晴らしいかって


カタコトの日本語で教わった


その言葉はやたらと胸にぐっときて


今となっては日々　私の助けとなっている


少しずつの　1mmの変化が嬉しい







「このからだ　この呼吸　この瞬間　私はここにいる」


クラスがはじまる時に必ず先生がいう言葉


私のアロマセラピーの軸になってることに


こないだ気づいた






とにかく固い私の腰とハムストリング


前は人と比べて恥ずかしかったけど


どーでもよくなった　というか


他人どころじゃない　だって私のからだだ







「ハムストリングを伸ばすことは本当に長い旅だ」


今教わってる先生がLAの師匠に最近言われたと聞いた時　


うそ　先生ですらそうなのってみんな苦笑いしてたけど


私　なんだかしっくりきちゃった


そうか　だって　旅の途中


そう思ったら　今日できないことなんてたいしたことじゃない






「両手が床に着かなかったら


ブロックを使ってサポートすればいいだけのこと！


目的はそこじゃない」


ひとつのポーズをする時


上腕　肩甲骨　膝　指先　土踏まず　太腿　仙骨


あらゆるパーツに同時に意識を持ってゆく


手だけを伸ばそうとして


腰が完全に丸まってる時に言われてハッとした


だってそれって


毎日の中で当てはまることだらけだ


何かに固執しすぎたり意固地になりすぎる時


なにかを見失っていることがある


手助けを素直に受け取れない時


本当は欲しいのに　ごめん　て思ったりする





「目的はそこじゃない」　　


なんていい言葉だ








ヨガをしているというと


さぞ柔らかい身体でしょうと思われがちだけど


いまだに前屈しても両手は地面にぺたんとはつかないし


ニコニコ顔でこっちにやってきた先生に


サポートされながら脚をぐいぃぃと伸ばすとき


「先生、アキレス腱切れちゃう。。」と


半泣きになりながらポーズをすることはや何年。






きっと


ずっと旅の途中です